— ラガード研究所-資料室-

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蒐集

2012  作品 [蒐集箱03]  takehito awashima

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2012  作品 [蒐集箱02]  takehito awashima

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種子、鉱石、歯車、がらくたなものなど蒐集したものを入れる為の箱

2012初作品 [蒐集箱01]  takehito awashima

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万博公園に行ってきました。いつ来てもとても不思議な場所です。大坂万博は色々な雑誌、漫画などで取り上げられ、それらの本にはいつでも輝かしい未来像が描かれているのに実際の万博の未来は、とてもひっそりと運営されております。万博を知らない僕にとってはとても違和感が存在する場所です。

 その象徴として岡本太郎の太陽の塔があります。もう40年も経過していてすでにビンテージ感が漂っています。縄文土偶と土器をずっと見続けていると岡本太郎の作品は縄文文化そっくりに見えます。村上隆の大きなオブジェも40年後にはこのような形になっているのでしょうか。

また、とても広い万博公園奥には、大坂日本民芸館と国立民族学博物館があります。今回は民芸館目当てに来たのですが、なんと12日で冬期休業との貼り付け、、、、。残念と思い、もう一つの民俗学博物館にいってきました。

ここが、とんでもない場所で、2万点に及ぶ世界中の民族の民具標本が展示されています。その展示は、一人の人間の情報処理の量を遙かに超えるもので、世界中の音楽がなんの規制も順番もなく流れているような場所でした。

今日見たモノは全く整理出来ていませんが、今後モノ作りをしていく上で大事な資料になりそうです。

下の写真はほんの一部のカオスです。写真は本以外はOKでした。

あまりの量に圧倒されモノの説明まで見ることが出来ませんでした。

↑黄金製のサイ

↑こんな展示が15ブースくらいあります。

↑アイヌの民具

↑アイヌの民具

↑韓国の護符

↑フランスの木靴

↑世界の傘

↑世界の傘

↑日本のものは、幼少期から見ているためかかなり怖く感じます。

↑ねぶた祭りの御輿、もうここまでくると何が何だか分からなくなってきます。

これもかなり怖かったです。神に捧げるものにはなにか人間を受け付けない禍々しさがあります。

おそらく、目には見えない怖さを具体的な形に代弁することで人々は生きてきたのではないかと思わせました。

この国立民族博物館には、スタッフが10名ほどいましたが、このカオス空間を漂い続ける仕事に妙に興味を覚えました。

お疲れ様でした。

国立民族博物館

http://ja.wikipedia.org/wiki/国立民族学博物館

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10月30日から11月3日まで、家の近くにある知恩寺にて秋の古本市が行われております。あいにくの空模様ですが、明日からは雨がやむようです。

上写真の家紋の型紙は、ちょうど一年前にこの古本市にて購入したものです。
これらの家紋の型紙は、この時にしか買うことが出来ないようで、一年待ってやっと他のもの(下写真)を購入することが出来ました。

 この型紙は、江戸末期から明治初期の頃のもので、一つ一つ手作業で切り絵のようにカットされており、大変精巧にできております。
日本賛美したくなる逸品です。

まわりにあるのは、星?でしょうか。

追記11月1日
天文古玩さんより
これは、りんどう紋ですね(正確には、普通の龍胆紋を3つ並べた「三ツ笹龍胆」というものらしいです)。でも「銀河鉄道の夜」によれば、銀河の野原にはりんどうの花が一面に咲き誇っているそうですから、これはやっぱり星なのかもしれません。

三角標にりんどう、どんどん銀河鉄道の光景が彩色を帯びていきます。

こういった花無しも素晴らしい、、、。

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部屋の片隅にある服を引っ張り出したら、横にあった地球儀が転がり、段ボールにぶつかり、それが流れて、黄鉄鉱の入ったボールにぶつかり、それと連動して積んであった本が地滑りを起こして、横にあった本もそれにつられるように雪崩がおこり、すべてが散乱した。
どうやら、無意識のうちにピタゴラスイッチをつくっていたらしい。

ヘレンケラーばりに肌で感じた、「風が吹けば桶屋が儲かる」でした。

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MOMO

モモ』 (Momo) は、1973年発表のドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学書。

机の上の蒐集したモノタチを見ると、そのモノの輪郭や部品などの断片から時間という得体の知れないものを見つけようとしている。
モモにかなり影響を受けています。 時間ってなんなんでしょう。

時間の唯一の特徴は、過去には戻らない、永遠に現在から未来へと一つの→の方向へ向かっていくというのが定説ですが、
熱力学第二法則だと、なんと時間が完璧に初期の状態に戻ることも0%ではないのです。
例えば、モモの本のページを全部ばらばらにして、空に投げてそれを重ね合わせた時、すべてのページがそろっていることはありえる、故に本のページを全宇宙の歴史とするなら、すべての歴史がもとに戻ることも0%ではないのです。
詳しくは、「宇宙を織りなすもの」をご覧下さい。空間と時間というもっとも基礎的なものを人類がどう考えてきたかがわかる本です。私も物理素人ですけどめちゃくちゃおもしろかったですよ。

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このモダンなデザインの瓶は、いったい何でしょう。
スライムみたいだし、appleが昔出したウーハーにも見えるし、花瓶のようにも見えます。

実はこれ、大正、昭和初期のはえ取り器なんです。
中の円い部分に、味噌汁や、砂糖水を入れます。
ハエは、においにつられてここの上下の穴から入っていきます。
簡単に外に逃げられそうですが、ハエは、蜂と違いホバリング(上下だけの移動)が出来ず、斜め上に上がって行きますが、
結局ガラスにぶつかってしまい、おぼれてしまう設計になっています。

先月岐阜県にいったとき、「ちょっと昔の道具たち」で見つけて、あまりのかっこよさに購入いたしました。
現在、復刻版も出ております。

サハラガラスパークショップ
復刻蠅取り器
3150円〜
http://www.sahara-g.co.jp/park/haetori.html

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偏光板
サングラスや、パソコンやテレビなどの液晶画面、電卓の画面などに使われている素材。
光は波の性質を持っていて、それを遮ったり、通したりする透明な下敷きみたいなものです。
これは、とてもおもしろくて、二枚を用意して、その一方を回転させると光の波長が変化する。
セロハンテープをランダムに貼り付けるとそこには、

時間軸がずれたような不思議な映像です。

↑こちらは偏光板で作ったジャンクの看板です。手前の円いのと奥のものが
偏光板です。

偏光板で遊ぼう
出版社名:仮説社
著者名:板倉聖宣/著 田中良明/著

yahooオークションで1000円くらいで売っていますので是非試して下さい。
http://search.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=%CA%D0%B8%F7%C8%C4&auccat=0&alocale=0jp&acc=jp

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