— ラガード研究所-資料室-

月世界旅行 ”Le Voyage dans la Lune / A Trip to the Moon”(1902)

ネットサーフィンをしていて、興味のあるものを発見。

「月世界旅行」は、フランスの作家ジュール・ヴェルヌが19世紀後半に発表した長編小説の2部作の通称である。

“Le Voyage dans la Lune / A Trip to the Moon”(1902)

製作・監督・脚本:ジョルジュ・メリエス
原案:ジュール・ヴェルヌ、H・G・ウェルズ
撮影:ミショー、リューシャン・テンギィ
美術:クローデル
衣装:ジャンヌ・ダルシー

幾つかの、映画の“始まりの中の始まり”の代表作。大砲で撃ち出されたロケットは、顔が描かれた月の目玉に命中。月には原住民がいて、戦闘の後、探検隊はあっけなく囚われるが、やがて脱出。地球の大海に落下(この場面のトリップ感は中々のもの)するも、無事に帰国し群衆の大歓迎を受ける。スラップスティックな面白さに充ちた、このごく短い作品に、映画の未来がぎっしり詰まっている。史上初めての劇的構成を持った映画と言われる、魔術師メリエスの予言的傑作。
↑映画月世界旅行の解説より抜粋
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=7103

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