石と賢治のミュージアム5 -小林健二さんの作品-
岩手県は、地震、冷害、稲の育ちにくい土壌など、どう考えても人が住むには大変厳しい場所だと思いました。いっそ秋田に行けば、かなり生活がよくなるのではないかと考えてしまいます。
ここで案内の方に3月11日の時の様子をお伺いしました。今日で8ヶ月が経ちました。
女性1「ここも大変揺れました。窓が沢山ある所の入り口から入れないのは地震で歪んでしまったからです。それから間もなくボランティアで気仙沼に向かう方達が、多くこのミュージアムを訪れましたよ。」
とのこと。でも怯えている様子もなく、今までにもあったし、これからもあるだろうというような言動でした。
この岩手県の旅で、他の方にも同じような質問をしましたが、同じような反応でした。
人間は自由に動ける足がついていますが、「シグナルとシグナレス」のように本質は、その土地に腕木式信号機のように突き刺さっているのかもしれません。
そして、岩手県の風土についての案内が終わり、小林健二さんの作品を体験させて頂きました。
紫外線で光りだす鉱石達。人工鉱石に比べて、自然鉱石の方がうっすら光ります。「小林健二さんの作品」
電池なしで、聞こえる鉱石ラジオ。これは、とても不思議な装置でした。
「小林健二さんの作品」他にガスランプがありました。
形、色などかなり厳選された鉱石でした。
奇麗にならんだ黄鉄鉱(自然石)
奈良の針道にて採掘できます。
黄鉄鉱採掘へ -奈良-
http://ton-bo.boo.jp/junk/blog/2010/02/09/黄鉄鉱採掘へ/
ピンク色のクリスタル(自然石)