今年度最初の上賀茂神社手作り市です。幸運なことに入り口からとても近い場所27番になりました。時計の部品、鉱物次にくる材料は、、、。
Read More海外の旅行ガイドブックで、Lonely planetという本がある。
この英語の意味を、孤独な惑星=地球=人が住むたった一つの星 という意味だと思っていたのだが、「宇宙創成」サイモン・シン(新潮文庫)におもしろい文章を見つけた。
まだ、地球が宇宙の中心という考え方だった頃、規則正しく動く星(恒星)の他に、奇妙な動きをする5つの星があった。
それが、水星、金星、火星、木星、土星だった。これらを恒星と区別して、「惑星(planet)」とよんだ。
これは、ギリシャ語の「放浪者(プラネーテース)」が語源で、地球から見ると、下の図の上部分のように火星は逆に戻ってまた進み始める。
地球が宇宙の中心だった当時の考え方から見ると、火星は右下の図(b)のような花の形をした公転をすることになる。
実際は地球は太陽の周りを公転しているのでこの動き方(a)はいたって普通の見え方になる。
(a現在 (b)当時の天動説の考え方
見かけ上、火星(惑星)が放浪しているように見えるなんて気づきませんでした。
Lonely planetとは孤独な放浪者という意味でしょうか?
よくよく考えたら日本語でも惑星(まどうほし)になっている!びっくりした。
惑星という名は、天動説の名残の言葉だったのか。
Read Moreハカセが1年半ぶりに日本にやってきた。
ハカセはチェロ弾きで、色々な分野に精通している。
誰でも一度接すると、彼をハカセと呼びたがる。
知識をおもちゃのように愛し、その使い方をどんどん探求していく。
またそれを分かりやすくみんなに伝えてくれる。
彼は子どものころに思い描いていたハカセそのものだ。
Read More(iphoneのアプリAutoStitchで6枚の写真を合成)
前回訪れた日本地学研究会館へ
土曜日、日曜日はF3にある標本室を200円で見ることができる。所狭しと鉱物の原石が飾ってある。写真を撮ることも快諾してくれました。カメラ片手に是非遊びに行って下さい。
天河石(テンガセキ)、天の河の石、あまのがわいし。う〜む、ネーミングでもう、、、。宮沢賢治の小説にも度々登場する石です。
京都亀岡で採れる桜石。断面が桜の花びらのようなピンク色になっています。本当は5枚の花ビラなのだが、桜石は6枚です。
砂漠の薔薇(重晶石)、梅干しにも似ています。
Read More左上 天河石 カバンシ石 砂漠の薔薇 武石
左中 ブーランジェ鉱、藍銅鉱、方鉛鉱、方鉛鉱、黄鉄鉱
左下 鋼玉、桜石、アンモナイト
お気に入りの鉱物たちです。
後々ご紹介します。
日本地学研究会館(石ふしぎ博物館)へ行ってきました。京都御所の南北の丁度中心辺りを西に行った場所にあります。中に入ると、沢山の鉱物を発見。しかもけっこうクオリテイが高い。鉱物採取用の道具や、飾るためのケースなども売っていて標本作りをするにはとても楽しい場所です。
地図
京都御苑の西側です。
http://www.masutomi.or.jp/accesstomasutomi.html
石ふしぎ博物館(益富地学会館)
住所 :京都市上京区出水通り烏丸西入る
電話 :075-441-3280
時間 :10:00~16:00
開館日:【注!】土曜・日曜と祝日のみ開館
駐車場:なし(周囲に100円Pあり)
http://www.masutomi.or.jp/
Read More地上約600km上空の軌道上を周回する天体望遠鏡です。こんなものが空を飛んでいるなんて。
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた写真
http://heritage.stsci.edu/gallery/gallery.html
Read Morehttp://www.nhk-p.co.jp/tenran/20091215_142709.html
国宝3件と多数の重要文化財・重要美術品を含む全67件で構成されます
2009年12月15日(火)~2010年2月21日(日)
Read Moreなぜこんな古いものに興味があるのかを不思議に思う。常識的に考れば、古いものよりも、新しいものの方がよりよいものだ。
電気機器だったり、新しいシステムだったり。が、例えば土偶などを見てしまうとなんともいえない魅力を感じてしまう。今日の技術では容易につくれるにもかかわらずだ。
自分は、なぜ土偶に興味を持つのだろう。
ノスタルジーからか、有名な人からの評価が高いからか、今に残るまでの確率の低さから価値があるように思うのか、黄金律からか、時間経過による(空気による酸化や、使っていくにつれ傷がついたりする)仕事量の多さ(柳宗悦の他力道)から無限の色に変化したからか。
「左の本 考古学ライブラリー 21 土偶 米田耕之助 ニューサイエンス社」
その魅力を考えるのに一つの視点として物理学に、エントロピー増大の原理(熱力学第二法則)というものを見つけた。
エントロピー増大の原理(S=k log W)とは、ある出来事の起こり方が途方もなく多ければ、それが起こる確率は途方もなく高くなるという原理だ。
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例)
一冊の本をほどいてできたたくさんの紙を空中に高く放り上げ、落ちてきた紙を拾い集めてきれいに積み重ねた時、ページが順番通りになっている確率よりも、順番が狂っている確率のほうがはるかに高い。
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なぜなら、めちゃくちゃにする方法はたくさんあるのに対して、正しい順番に並べる方法はひとつしかない。
エントロピーの言葉で言えば、ある物理的状態を実現させる方法がたくさんあることを「エントロピーの高い(秩序の低い)状態」といい、その方法が少ないことを「エントロピーの低い(秩序が高い)状態」という。
自分の部屋が時間とともに乱雑に汚くなっていくのもエントロピー増大の原理だと言い訳できる。これを時間軸で考えた場合、物理系は、エントロピーの高い(秩序の低い)状態に向かってじょじょに変化する。割れた卵が元にもどらないと考えるのもこのためだ(割れ方は沢山あるが、割れていない状態(すべての殻のピースが順番通り揃っている状態)は一つしかない。)。また、時間を巻き戻していくとビックバンはエントロピーがきわめて低い(きわめて秩序が高い)状態でないと成り立たないという考えが生まれる、詳しくは(宇宙を織りなすもの上巻 p253参照)
この考え方から、過去(例えば縄文時代)は現代に比べてエントロピーの低い(秩序の高い)状態だったといえる。今現在の方が秩序だって見えるが、物理学では今現在のほうが秩序が低い状態になる。
縄文時代(13,000年前)の土偶が魅力的に映るのも,全てにおいて秩序の高い時代に作られたものだからかもしれない。
Read More神戸三宮にあるこのお店は、標本系のものや古い楽譜、植物の系図のポスターなど
学問をベースとしたアンティークなものを売っています。
まるで、博物館にいったような感覚になり非常におもしろい場所です。
ここで買ったカブトガニのペーパーウェイトです。
神戸市中央区下山手通3-4-5 新興ビル1F(13:00~19:00、定休火水)
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