— ラガード研究所-資料室-

天文古玩

幻灯機のオリオンのプレート

天文古玩さんは、天文系の古書や、天文具などを日々紹介するサイトです。
このサイトに出会ったのは、今年の1月忘れもしません。1ページ見るなり、脳みそがぶるぶるしだし一度落ち着くために珈琲を入れ直してから、ノートとペンを持ち、再度真正面から向き合いました。自分の中の古い物趣味、天文への興味が繋がった瞬間でした。
 それ以来、この世界に没頭していきました。

やはり、意識的にも無意識的にも天文古玩さんが在り、集まってくるものも記事も天文古玩的なものになっていきました。
 そんな矢先、天文古玩さんからこのブログにコメントがありました。あまりの嬉しさに、天文古玩さんの蒐集を見たいと暴走気味に懇願したところ、なんと!快諾してくれました。
 そして、昨日お邪魔させて頂きました。
緊張していたのですがとても優しい方で、興味津々浦々な話が続きあっという間に5時間が経過しておりました。本当に素晴らしい時間でした。

 色々な古書や文献や標本を見せて頂いて実感したことは、モノには常にヒトが介在して居ること。本の細かい装丁や、挿絵が、あまりに見事でそれを作成した人物までもが浮かび上がってくるような感覚や、そのモノが出来上がるまでの人々の情熱などが見え、みんなでこの本を読んでいるような不思議な思いでした。

今は、パソコンとプリンタでなかなかいいものが作れますが、やはり人の手は最強です。

素晴らしい貴重なモノ達を見せて頂きありがとうございました!

 

2 comments
  1. 玉青 says: 2010年8月30日6:52 AM

    ありがとうございます。だいぶ持ち上げていただき、ちょっと顔の赤らむ思いですが(飲みすぎ?)、あれらのモノたちが、ラガードさんの今後の活動の「燃料」の役割を果たしてくれるなら、こんなに嬉しいことはありません。そして、先人の生み出したモノが、最も素晴らしい形で活きたことにもなると思います。モノの背後には常にヒトが存在し、またヒトとヒトとの間にモノが介在することで、こころや技術は伝わっていくのでしょうね。…そんな話(や別の話)をまた当地でも京都でもいたしましょう。

  2. タケシト says: 2010年8月31日10:42 AM

    はい、スーパー燃料でございました。
    ヒト・モノ・ヒト・・・・の連鎖を肌で感じました。
    今後の糧とさせて頂きます。

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