— ラガード研究所-資料室-

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実践天体観測

小惑星ファエトン(小惑星番号3200番)の残したチリが漂う軌道に今年もやってきました。

 今日夜1時間平均20コほど見ることが出来ます。去年は30分で20コほどでした。が残念なことに今年は雨模様、、、。

hutago

オリオン座の左上あたりです。

去年の記事

http://ton-bo.boo.jp/junk/blog/2009/12/16/双子座流星群%E3%80%8012月14日/

http://www.astroarts.co.jp/special/geminids2010/index-j.shtml

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国際宇宙ステーション(ISS)は、
地上から約400km上空に建設される巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。完成後は、10年間以上使用する予定です。

野口さんが乗っていた国際宇宙ステーションを、肉眼で見ることができます。
それは、飛行機でもなく、星でもない流れ星よりゆっくりなものですが、確実に動いていきます。

ちょっと広めの空を眺めていたら普通に見ることが出来ます。

詳しい情報は
国際宇宙ステーションを見よう
http://kibo.tksc.jaxa.jp/#visible

今回見られるのは

9月14日(火曜日)
京都 夕方 18時47分頃    金閣寺方面から、京都駅方面に向かって進みます。
東京 夕方 18時47分頃    北西から南東に向かって動きます。


東京 大阪間は、新幹線で2時間半かかりますが、国際宇宙ステーションはたったの2分で駆け抜けていきます。

日によって見える日、時間が違うので上のJAXAのサイトを見て下さい。

http://kibo.tksc.jaxa.jp/

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ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群が12日夜から13日未明、活動のピークを迎えます。今年は10日が新月のため、月明かりの影響を受けず、晴天なら好条件で観察できそうです。4等星が見える郊外の夜空では、1時間に12~15個程度流れるそうです。

地球が走っている道路に、すでに交差して走っていったスイフト・タットル彗星の残していった塵がぶつかり、それが地球の大気圏に突入して流れ星となります。

追伸

0時、ただ今京都では雲がかかっていて星が見えません、、、。

3時、なんとか4つ流れ星が見れました!明日に期待ですね。

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ロシア製ピンバッチ

ラガード研究所をオープンして早20日余り。
あの時いた場所から、太陽の周りをすでに5200万キロも流浪してきました。
想像もつかない距離です。

月まで、30万キロ

太陽まで、約1億5000万キロ

太陽まで20日間で3分の1の距離まできました。

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腕時計型方位磁針

やりました、本当に。
梅雨が終わりました。何ヶ月ぶりでしょう、星三昧な夜空は。
鴨川デルタでゆっくりと夜空観察。
夏の星座は、宮沢賢治の話に沢山出てくるのでとても楽しみです。

宮沢賢治の作品で特に好きなのは 「シグナルとシグナレス」

宮沢賢治の擬人法は、全て人間化するという強引さはなくその主体をとても大事にする。ねずみならねずみ、箱なら箱、電信柱なら電信柱なのです。だから、頭にイメージする電信柱に顔や目や鼻はいらない、無機質なままでいいとぼやく。

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アンティークフィルム 天の河

1839年、写真が誕生しました。
この発明で、スケッチという主観から客観の視点を手に入れました、ゲッツ。(↓のガリレオの記事参照)。

さらに、露出という原理を使って、人の目では見ることの出来なかった小さな光りさえも見ることが出来ました。

また、約160年前でも新しい技術に対しての批判もとてもおもしろいです。

「つかの間の映像をとらえたいという望みは、単に叶わないだけでなく・・・・
それを願い、そうしようと考えるだけでも神を冒涜する行いである。」

参照 宇宙創成 上巻 サイモン・シン 新潮文庫

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ガリレオの星スケッチ

これは、ガリレオガリレイの有名なことば。
この言葉の背景には、それまでは地球が宇宙の中心であり、太陽や他の星々が地球の周りを回っていると考えられてきました。

実際に今でも空を見ればそう考えてしまいますが、、、。

全てのモノが地球の中心に向かって落ちていく説明が、できなかったのが大きな理由です。
それでは、ガリレオはなぜこの様な言葉を口にしたのか。

彼は、宇宙(そら)に望遠鏡を向けるということを初めてした人です。
それまでは、肉眼で宇宙を視認してきました。ですので正しい星の動きが観測できませんでした。
彼が発見したのは、木星の衛星の4つです。地球だと月になります。

今までは、全ての星は地球を中心に回っているという天動説ですべての事象を説明してきたのですが、地球を中心としてではなく木星を中心とした衛星の動きを観測し、そうではない事をガリレオは発見したのです。

上図が木星の衛星の動き方を表した図です。

ガリレオは望遠鏡で太陽を見過ぎたため、後年失明をしました。
人間の宇宙に対する好奇心は尋常ではありません。

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ドイツ製地球儀型鉛筆削り

【自転】
 地球一周を赤道上で計るとおよそ4万kmくらいなので、これを24時間で割り算して
 4万(km)÷24(時間)=1666(km/h)

【公転】

地球は楕円を描いて太陽を回っていますが、ほぼ円に近いとして。公転距離=2πr×天文単位。
 天文単位は地球では1で、1天文単位=149576960kmと求められているので、公転距離はおよそ939819740kmです。これを365日で割って・・・260万km/day。

 

地球は、時速約1700キロでくるくる回っていて、太陽の周りを一日で260万キロ進んでいる、、、、。

遊園地のコーヒーカップの乗り物を化け物にした奴だな。

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ネットサーフィンをしていて、興味のあるものを発見。

「月世界旅行」は、フランスの作家ジュール・ヴェルヌが19世紀後半に発表した長編小説の2部作の通称である。

“Le Voyage dans la Lune / A Trip to the Moon”(1902)

製作・監督・脚本:ジョルジュ・メリエス
原案:ジュール・ヴェルヌ、H・G・ウェルズ
撮影:ミショー、リューシャン・テンギィ
美術:クローデル
衣装:ジャンヌ・ダルシー

幾つかの、映画の“始まりの中の始まり”の代表作。大砲で撃ち出されたロケットは、顔が描かれた月の目玉に命中。月には原住民がいて、戦闘の後、探検隊はあっけなく囚われるが、やがて脱出。地球の大海に落下(この場面のトリップ感は中々のもの)するも、無事に帰国し群衆の大歓迎を受ける。スラップスティックな面白さに充ちた、このごく短い作品に、映画の未来がぎっしり詰まっている。史上初めての劇的構成を持った映画と言われる、魔術師メリエスの予言的傑作。
↑映画月世界旅行の解説より抜粋
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=7103

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着陸船イーグル

Lunar Landing

1969年7月20日午後4時17分 月面着陸

月面着陸を果たしたアポロ11号には3名の乗組員がいた。
ニール・アームストロングとマイケル・コリンズとエドウィン・ユージーン・バズ・オルドリンJr.だ。
 月面着陸を果たしたのはアームストロングとオルドリンJr.でコリンズはその二人を見守る為、一人月に降り立つことなく月を周回していた。
そのコリンズの気持ちはどんな気持ちだったのだろう?
マイケル コリンズはその役回りから「宇宙でもっとも孤独な男」と呼ばれた。
 しかし、この映画を見ればコリンズの気持ちがよくわかる。

これは、携帯電話もインターネットもない40年も前の話です。

宇宙飛行士100の言葉より
マイケル コリンズの言葉抜粋
私はいまひとり、まったくのひとりだ。すべての既知の生命から絶対的に隔離されている。
数をかぞえるとするなら、月の向こう側には30億人(現在60億人)+二人、こちら側(月の裏側で全ての通信が遮断された場所)には一人+
それ以外の人数は神のみぞ知る。私はいまその隔絶を、恐怖や孤独としてではなく、意識、予感、満足、自信、そして歓喜にちかいものとして、ひしひしと感じている。その感覚が気に入っている。

われわれを喜んで親しく迎えてくれそうな場所とはとても思えなかった。その領土を、われわれは侵そうとしているのではなかろうか。そんな不安な気持ちを抱かせる月だった。

参照サイト
http://shibamatax.exblog.jp/tags/アポロ/

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