— ラガード研究所-資料室-

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参考場所

20130608-01
↑屋久島永田浜の写真です。1年に1度の浜の大掃除と重なってしまい、とても奇麗な永田浜です。

永田浜は、日本で1番のウミガメの産卵地と知られています。

4年ぶりの屋久島へ行ってきました。ちょっとずつ屋久島で見つけたもの達を紹介出来ればと思います。

20130608-02

↑こちらが、4年前の屋久島永田浜で撮影した写真です。台風の翌日だったので沢山の漂着物がありました。

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http://inax.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001949.html

以前紹介した、INAX名古屋で行われている[SEED DESIGN]展に行ってきました。

会場は写真不可という事で残念ながら写真はアップ出来ません。

SEED DESIGNの陳列された種子を見ていると、

アンティーク品を見ているような、ウィルスを見ているような、機械仕掛けのオブジェを見ているような

デザイン集を見ているような、妖怪を見ているような、実験結果の報告を聞いているような、一つの展示会で沢山の種類の展示会を見たような気分にさせてくれました。

なんといっても、街路樹やお寺や神社にある見近な樹を題材にしているのが、これからの探索意欲を沸き立たせます。

今回は、写真がアップ出来ませんので、ボダイジュの種子をご紹介します。

 

こちらが、菩提樹の木

wikiより

釈迦菩提樹の下で悟りを開いたとして知られるが、釈迦の菩提樹は本種ではなくクワ科インドボタイジュ(印度菩提樹、Ficus religiosa)のことである。中国では熱帯産のインドボタイジュの生育には適さないため、の形が似ているシナノキ科の本種を菩提樹としたと言われる。

 

という訳で、日本にあるのは、中国産のシナノキ科のボダイジュです。

京都のとあるお寺に落ちていた種子を拾ってきました。

こちらが、ボダイジュの種子です。

前回紹介した、アルソミトラが飛行機だとしたら、こちらはヘリコプター

のようにくるくる旋回しながら地面に落下していきます。

まるで、樹にヘリコプターが生えているような不思議な感覚にさせます。

以下に動画がございます。

実際に飛ばしてみましたが、予想を超えて飛んでいきました。

みなさんもぜひお試しください。

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京都鴨上賀茂神社近くにある高麗美術館にて「刺繍ポジャギとチョガッポ展

が始まりました。

韓国李朝時代の韓国版風呂敷の事で、布の端切れをパッチワークしていくものです。

柔らかい幾何学模様がなんともいえません。

日本は、技術主義で職人というスタイルが定着していますが、韓国李朝の民芸は、もっとおおらかで、下手な人でもどんどん作っても構わない、そんなゆるさを感じさせます。

物作りをしていると、何が大事なのか分からなくなる事がありますがそんなときは、こんな民芸品が道しるべになります。

ポジャギを作っているおばあちゃんに、何をイメージして作っているのか聞いたところ、「これは、私の村の地図です。」と言ったそうです。1800年代

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タイトル:人類はなぜ宇宙へ行くのか〜宇宙生存学の課題〜
日時:2011年3月5日(土)、6(日)、両日とも9-18時頃まで
会場:京都大学宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ(きはだホール)
交通:宇治キャンパスへのアクセス キャンパスマップ(PDF)
参加費:無料
申し込み方法:下記をご覧下さい
主催:京都大学宇宙総合学研究ユニット
共催:宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所
後援:京都精華大学

宇宙総合学研究ユニットは、宇宙に関連した異なる分野の連携と融合による新しい学問分野・宇宙総合学の構築を目指して、2008年に設置された組織です。

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/usss/symposium4.html

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左京区、カフェ日杳(ひより)さんという所で面白い企画がありました。ゲストの廣瀬さんという方が紀元前の星の話から、古代アラビアの天文学、話題の小惑星イトカワまでのお話をするようです。

ゲスト 廣瀬匠(ひろせしょう)さん

1981年千葉生まれ 天文ライター兼編集者として星空案内や現代天文学の話題を雑誌等で発信。2010年に京都産業大学院に入学し、中世インド アラビアを中心とした天文学史を研究中。

会費は1500円でドリンク、軽食付き

詳細 http://hiyori.in/info/83514

これは、楽しそうです。

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万博公園に行ってきました。いつ来てもとても不思議な場所です。大坂万博は色々な雑誌、漫画などで取り上げられ、それらの本にはいつでも輝かしい未来像が描かれているのに実際の万博の未来は、とてもひっそりと運営されております。万博を知らない僕にとってはとても違和感が存在する場所です。

 その象徴として岡本太郎の太陽の塔があります。もう40年も経過していてすでにビンテージ感が漂っています。縄文土偶と土器をずっと見続けていると岡本太郎の作品は縄文文化そっくりに見えます。村上隆の大きなオブジェも40年後にはこのような形になっているのでしょうか。

また、とても広い万博公園奥には、大坂日本民芸館と国立民族学博物館があります。今回は民芸館目当てに来たのですが、なんと12日で冬期休業との貼り付け、、、、。残念と思い、もう一つの民俗学博物館にいってきました。

ここが、とんでもない場所で、2万点に及ぶ世界中の民族の民具標本が展示されています。その展示は、一人の人間の情報処理の量を遙かに超えるもので、世界中の音楽がなんの規制も順番もなく流れているような場所でした。

今日見たモノは全く整理出来ていませんが、今後モノ作りをしていく上で大事な資料になりそうです。

下の写真はほんの一部のカオスです。写真は本以外はOKでした。

あまりの量に圧倒されモノの説明まで見ることが出来ませんでした。

↑黄金製のサイ

↑こんな展示が15ブースくらいあります。

↑アイヌの民具

↑アイヌの民具

↑韓国の護符

↑フランスの木靴

↑世界の傘

↑世界の傘

↑日本のものは、幼少期から見ているためかかなり怖く感じます。

↑ねぶた祭りの御輿、もうここまでくると何が何だか分からなくなってきます。

これもかなり怖かったです。神に捧げるものにはなにか人間を受け付けない禍々しさがあります。

おそらく、目には見えない怖さを具体的な形に代弁することで人々は生きてきたのではないかと思わせました。

この国立民族博物館には、スタッフが10名ほどいましたが、このカオス空間を漂い続ける仕事に妙に興味を覚えました。

お疲れ様でした。

国立民族博物館

http://ja.wikipedia.org/wiki/国立民族学博物館

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島津創業記念資料館とは、

島津製作所の創業の地であるとともに、明治初め、京都府が欧米の最新技術を導入した実験所や工場など多くの産業諸施設を設立した近代科学発祥の地でもありました。現在は、京の落ち着いたたたずまいが感じられる場所であり、その中に建つ木造の2階建ての外観は、初代、二代目が居住し、店舗としていた当時の面影を今に伝えています。

ここには、島津製作所が製造してきた理化学機器、人体模型などの標本、医療用X線装置、産業用品など、600点余りのアンティーク機械が並べられた最高のスポットとなっております。
 私は、オブジェを制作しているので細かいディテールや、接合部分など見ることが出来てとても参考になります。
オブジェとして、アンティークとして、歴史的価値として、標本としてなど様々な角度から愉しむ事ができます、大人300円です。
みんなが最近よく使うパワースポットの意味がここを見学して分かってきました。

ですが、今サイトをみましたら
※リニューアルのための臨時休館のお知らせ -2010年11月29日(月)~2011年2月28日(月)-となっておりました。2月以降もし京都にいらしたらお立ち寄りください。

島津創業記念資料館
http://www.shimadzu.co.jp/visionary/memorial-hall/
アクセス
http://www.shimadzu.co.jp/visionary/memorial-hall/access/

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10月30日から11月3日まで、家の近くにある知恩寺にて秋の古本市が行われております。あいにくの空模様ですが、明日からは雨がやむようです。

上写真の家紋の型紙は、ちょうど一年前にこの古本市にて購入したものです。
これらの家紋の型紙は、この時にしか買うことが出来ないようで、一年待ってやっと他のもの(下写真)を購入することが出来ました。

 この型紙は、江戸末期から明治初期の頃のもので、一つ一つ手作業で切り絵のようにカットされており、大変精巧にできております。
日本賛美したくなる逸品です。

まわりにあるのは、星?でしょうか。

追記11月1日
天文古玩さんより
これは、りんどう紋ですね(正確には、普通の龍胆紋を3つ並べた「三ツ笹龍胆」というものらしいです)。でも「銀河鉄道の夜」によれば、銀河の野原にはりんどうの花が一面に咲き誇っているそうですから、これはやっぱり星なのかもしれません。

三角標にりんどう、どんどん銀河鉄道の光景が彩色を帯びていきます。

こういった花無しも素晴らしい、、、。

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時:2010年11月6日(土)、7日(日) 12:00~18:00 / 処:cafe SAYA

SFとお伽噺のあわいを漂う、ルーチカが紡ぐ不思議な宙(そら)の物語

今日は、理系雑貨を取り扱っている我楽多倶楽部さんからDMをいただきました。
この素晴らしい星空写真はご自身で撮った写真だそうです。
我楽多倶楽部さんもやはり天文古玩さんのサイトでお知り合いになりました。

東京は東十条で2日間cafe SAYAにて、天文・宇宙をテーマとした催しがあります。
東京在住の方は是非遊びにいってみて下さい。

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幻灯機のオリオンのプレート

天文古玩さんは、天文系の古書や、天文具などを日々紹介するサイトです。
このサイトに出会ったのは、今年の1月忘れもしません。1ページ見るなり、脳みそがぶるぶるしだし一度落ち着くために珈琲を入れ直してから、ノートとペンを持ち、再度真正面から向き合いました。自分の中の古い物趣味、天文への興味が繋がった瞬間でした。
 それ以来、この世界に没頭していきました。

やはり、意識的にも無意識的にも天文古玩さんが在り、集まってくるものも記事も天文古玩的なものになっていきました。
 そんな矢先、天文古玩さんからこのブログにコメントがありました。あまりの嬉しさに、天文古玩さんの蒐集を見たいと暴走気味に懇願したところ、なんと!快諾してくれました。
 そして、昨日お邪魔させて頂きました。
緊張していたのですがとても優しい方で、興味津々浦々な話が続きあっという間に5時間が経過しておりました。本当に素晴らしい時間でした。

 色々な古書や文献や標本を見せて頂いて実感したことは、モノには常にヒトが介在して居ること。本の細かい装丁や、挿絵が、あまりに見事でそれを作成した人物までもが浮かび上がってくるような感覚や、そのモノが出来上がるまでの人々の情熱などが見え、みんなでこの本を読んでいるような不思議な思いでした。

今は、パソコンとプリンタでなかなかいいものが作れますが、やはり人の手は最強です。

素晴らしい貴重なモノ達を見せて頂きありがとうございました!

 

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