— ラガード研究所-資料室-

ビーチコーミングat 和歌山

和歌山にある景勝地、白崎海岸へ1泊2日で行ってきました。

お目当ては、この石です。

この石の穴は人工の穴ではなく、岩に穴をあけ棲みつく二枚貝の穿孔貝(カモメガイ・ニオガイ・ニオガイモドキ・モモガイ・ウミタケガイ、イシマテガイ)が作ったものです。英語では、ボーリングシェル(Boring shell)穴を開ける貝と呼ばれております。

この石と日本人との付き合いはとても古く、約五千年前の縄文時代に石笛・岩笛(イワフエ)として登場します。

縄文人が、神事の際使用していたそうで、日本最古の楽器とされております。

また、盆栽の世界では、水溜石と言われ珍重されてきました。

上写真右側にあるひょうたんも拾いました。想像もしていないものが獲れるのがビーチコーミングの魅力ですね。
 ちなみに、この石を持ち帰った宿で飲んだビールは、最高に旨かったです。

注意としましては、私が行った白崎海岸にある公園内では拾うことが法律で禁止されておりますので、その近くにある海岸で拾ってください。

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