隠れていた宇宙 ブライアン グリーン著
前回紹介したブライアン グリーンの「宇宙を織りなすもの」の新作
「隠れていた宇宙」が出版されました。
とてもわかりやすく物理の歴史が紹介されて、物理初心者の自分でもどんどんその世界に浸透していきました。
前回の「宇宙を織りなすもの」では、古典物理から現代の物理までの宇宙の捉え方の遍歴が紹介されています。
ニュートンが見つけた宇宙
アインシュタインが見つけた宇宙
とても小さい空間でおこっている事をとらえる量子力学
そして、量子力学と相対性理論を融合させるかもしれないと言われる
超ひも理論に言及しております。
そして、今回の「隠れていた宇宙」では、
超ひも理論を正しいと仮定する事で、宇宙は無限種類の宇宙で出来ているという、単なる想像で宇宙を表現するのではなく、今実験結果として分かっていることから必然と導きだされる宇宙について書かれています。
宇宙に興味のある方はぜひ読んでみてください。