— ラガード研究所-資料室-

巻物 at 能登半島

この漂流物はいったい何でしょうか?

くるくると巻かれています。

正解は、流木の剥がれた木の皮です。

初めて見たときは、なんだ巻物か!と書物でも海で発見したのだと思いました。

はじめからこの巻かれている状態で見つかりました。おそらく水に濡れた状態から

乾燥する間に収縮が起こったのだと考えられます。

訂正5月9日

正解は、白樺ウキというウキでした。

コメントに頂いたのですが、ASAOさんからの情報です。

ロシアや中国で主に作られている人工のウキでした。

 

何に見えたでしょうか?所々に見えるラインがオルゴールを鳴らすコード表にも見えます。

見立ては、楽しい遊びの一種です。一つのものの中にそう見えるものを沢山詰め込むことが出来ます。

一つしか持っていないのに、沢山持っていることになる。

見立てのすごさは、所有の広がりだと思います。

 

2 comments
  1. asao says: 2012年5月7日1:44 PM

    拾われた木の皮は「白樺ウキ」だと思われます。
    漁具の「浮き」です。日本海側の海岸ではちょくちょく拾う事ができますよ。

  2. 淡島健仁 says: 2012年5月9日12:56 AM

    ASAOさま

    情報ありがとうございます。びっくりしました。ロシアや中国で作られる人工のウキだったのですね。これはとても美しいと思います。大事にします。

Submit comment