— ラガード研究所-資料室-

朝鮮の民藝、高麗美術館へ-京都-


最近は北野天満宮での朝鮮の糸巻きを初め、なにかと朝鮮のモノに接する機会が増えてきました。
今日は、京都上賀茂神社の近くにある高麗美術館へ
2月14日まで、新春特別展 朝鮮虎展が開催されている。
 中に入るとそこには虎の掛け軸や、虎の民芸品など虎にまつわるモノがおよそ50点ほどありました。あまり見慣れていない文化のせいか、とても斬新に思え興奮しました。


朝鮮虎 玩具
う〜〜ん、めちゃくちゃ欲しい、、、、。

朝鮮虎 玩具


朝鮮虎 玩具


鵲虎図

目の眼

日本には元来虎は生息していないが、朝鮮では現に虎が棲んでいてとても身近な存在だった。日本の虎の絵と比べるとちょっと違和感があるのはそのためだろうか?

ちなみにこれは、東京は青山のベニヤ民芸店で買った群馬県の民芸品の虎です。やはり朝鮮虎に比べてリアリティーがない感じがします。
○ベニヤ民芸店
http://beniya.m78.com/


一つ200円で買ったクリアファイル 右は、羊????らしい。ださかっこいい。

また、ここの美術館にはおよそ40年の歳月を重ね集めた1700点の様々な種類の朝鮮の品がある。
とくに李氏朝鮮(李朝)時代の家具は見物です。
李朝の家具は力の抜け方が絶妙なものが多い。

昔から日本の骨董好きは、李朝信楽で死ねると言われているらしい。
李朝時代、日本では室町初めから明治末までの約五百年間。
前期は、真摯に技術的完成度を求めた時代
中期は、どこか一息抜いてゆったりした時代
後期は、堅く焼きしまって青みがかかった完成度の高い時代


幾何学模様の中に民族的な雰囲気が漂う。
朝鮮ポジャギ
http://pojagi.jp/

李朝のものに出会える所
高麗美術館
http://www.koryomuseum.or.jp/

日本民藝館

柳宗悦がコレクションした李朝の品を見ることが出来ます。
http://www.mingeikan.or.jp/home.html

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