家の前には、京都を南北に流れる鴨川が流れています。今回はそこで石採取を行いました。石探しは天神市でがらくたを見つけるのにとてもよく似ています。しかし商品と違うところは、ちゃんとした形というものが無いことです。そのお陰で見立てを行ったり、名前をつけることが出来たり、その形を利用して新しいアイデアが生まれたりとなんだかいいことだらけな気がします。
この上の石は、堆積岩と言われるもので、雨や風でけずられて、川や海にはこばれつもって出来たかたまりのことです。
かいつまんで言うと、ただの石ころのことです。
この石の白い線は、白いペンで書いたのではなく、石英が石と石の間に自然に堆積したもので特に決まった名前があるものでもありません。
ここでは、「一文字石」と名付けました。
また、この遊びは、ANDY GOLDSWORTHYというスコットランドの自然を使った作品を作るアーティストを参考にしました。
この方は、とても面白いのでぜひその作品をご覧になってください。
出来たら、みんなで石を集めて、見立てて、オブジェを作るようなワークショップをしてみたいと思います。
最後は、みんなで石の交換会があるような。
しかも、その石拾いの場所は台風などが来るまでは作品を自由に展示できるので(そこにあるもののみを使った場合に限りそれはゴミではなくなる)
もの作りの人にはもってこいの場所です。