— ラガード研究所-資料室-

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蒐集

今、遠くにいる人に伝えたい事を送ることを考えると、
とても沢山の手段が見つかる。Mail、携帯電話、宅急便、飛行機、衛星中継などなど。
なぜこんなにも沢山伝える手段が存在するのか、それは、多くの人がそれを望んだからにちがいない。


そんなものがない時代の通信手段は伝書鳩だった。
途中で事故に遭うことがあったから数匹を放したそうな。
今から考えるとなんと確実性がないんだろう.

もっと言葉が、もろかった時代のメッセージケースです。

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こちらは、ビザンチン朝時代の指環(395年 – 1453年)と、子ども向けヨーロッパ玩具のアイロンとアイロン台(鉄製)を装飾具に変身させました。
まあ、アツアツというタイトルでいかがでしょうか?アイロン台にハートも見えることだし。

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プラキシノスコープ
パラパラ漫画

この雰囲気がいいです。

praxinoscopeについて
http://www.google.co.jp/search?client=safari&rls=en&q=praxinoscope&ie=UTF-8&oe=UTF-8&redir_esc=&ei=u0yiS9KALIGOkQWv6MTHCA

ここで購入できます。
antiquus
http://www.antiquus.es/catalogo_en.php?sm=4&g=12

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カッコイイ、コレホシイ、、、。

思考回路=巨神兵に似ている→あの恐ろしさをサンショウウオが内包しているかも→サンショウウオ、おまえ凄いな!←勝手なイメージが先行している。

英語名「サラマンダー (salamander)」

って、そういえば、巨神兵も7日間で火の海にしたはずだ。

サンショウウオ – Wikipedia

東京大学 小石川分館にひっそりとたたずんでおります。

http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/annex.html

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最近お気に入りの、ウクライナから届いた方位磁針の腕時計(腕方位磁針)。
京都は、南北東西で構成されているので方位磁針があれば迷わず動けます。

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これは、時計を組み立てるときに拡大して見ることができるルーペです。
名前のキズミは傷を見るためのもとという意味です。
前回の手作り市の時にお客さんから教えて頂きました。

これをつけて作業をするととても便利です。

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今月もやってきました、天神さん。
何件か行きつけのお店も出来てきました。
こちらが今月の戦利品です。

↑上の梅干しみたいなものは、鉱物 砂漠の薔薇です。
前回、李朝の糸巻きを買った一番すきなお店で、李朝の小皿(木製)を3つ買いました。
陶器はすべて5000円以上してなかなか手が届きませんがいつか必ず目がこえたら購入しようと思います。
ちなみに、私の大好きな作家、長谷川竹次郎さんの行きつけのお店だったことが判明しました。
本物を置いてあるということに関してはとても安心できるお店だと思います。

今日教えて頂いたこと。
1,茶碗の後ろの土の部分を水につけると、とても土臭い匂いがする。偽物は匂いがしない。
2.茶碗の直径が13.5センチから14センチのものはなかなか手に入らない。
3.韓国で売っている李朝のものには偽物が増えてきた。

といっていました。これからもここに通って勉強です。

↑ホーロー製のパレット
うん、きたない。見方によっては現代幾何学絵画かな。

↑裁縫の小物入れ 材質 アルミ
中には、まち針やボタンが入っています。

↑ホーローのお皿と鉄製マチばさみ。
「こんなん買うのはあんちゃんだけだ」と言われたなかなかの品。ふふふラッキー。

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最近は北野天満宮での朝鮮の糸巻きを初め、なにかと朝鮮のモノに接する機会が増えてきました。
今日は、京都上賀茂神社の近くにある高麗美術館へ
2月14日まで、新春特別展 朝鮮虎展が開催されている。
 中に入るとそこには虎の掛け軸や、虎の民芸品など虎にまつわるモノがおよそ50点ほどありました。あまり見慣れていない文化のせいか、とても斬新に思え興奮しました。


朝鮮虎 玩具
う〜〜ん、めちゃくちゃ欲しい、、、、。

朝鮮虎 玩具


朝鮮虎 玩具


鵲虎図

目の眼

日本には元来虎は生息していないが、朝鮮では現に虎が棲んでいてとても身近な存在だった。日本の虎の絵と比べるとちょっと違和感があるのはそのためだろうか?

ちなみにこれは、東京は青山のベニヤ民芸店で買った群馬県の民芸品の虎です。やはり朝鮮虎に比べてリアリティーがない感じがします。
○ベニヤ民芸店
http://beniya.m78.com/


一つ200円で買ったクリアファイル 右は、羊????らしい。ださかっこいい。

また、ここの美術館にはおよそ40年の歳月を重ね集めた1700点の様々な種類の朝鮮の品がある。
とくに李氏朝鮮(李朝)時代の家具は見物です。
李朝の家具は力の抜け方が絶妙なものが多い。

昔から日本の骨董好きは、李朝信楽で死ねると言われているらしい。
李朝時代、日本では室町初めから明治末までの約五百年間。
前期は、真摯に技術的完成度を求めた時代
中期は、どこか一息抜いてゆったりした時代
後期は、堅く焼きしまって青みがかかった完成度の高い時代


幾何学模様の中に民族的な雰囲気が漂う。
朝鮮ポジャギ
http://pojagi.jp/

李朝のものに出会える所
高麗美術館
http://www.koryomuseum.or.jp/

日本民藝館

柳宗悦がコレクションした李朝の品を見ることが出来ます。
http://www.mingeikan.or.jp/home.html

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なぜこんな古いものに興味があるのかを不思議に思う。常識的に考れば、古いものよりも、新しいものの方がよりよいものだ。

電気機器だったり、新しいシステムだったり。が、例えば土偶などを見てしまうとなんともいえない魅力を感じてしまう。今日の技術では容易につくれるにもかかわらずだ。

自分は、なぜ土偶に興味を持つのだろう。

ノスタルジーからか、有名な人からの評価が高いからか、今に残るまでの確率の低さから価値があるように思うのか、黄金律からか、時間経過による(空気による酸化や、使っていくにつれ傷がついたりする)仕事量の多さ(柳宗悦の他力道)から無限の色に変化したからか。

「左の本 考古学ライブラリー 21 土偶 米田耕之助 ニューサイエンス社」


その魅力を考えるのに一つの視点として物理学に、エントロピー増大の原理(熱力学第二法則)というものを見つけた。

エントロピー増大の原理(S=k log W)とは、ある出来事の起こり方が途方もなく多ければ、それが起こる確率は途方もなく高くなるという原理だ。

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例)
一冊の本をほどいてできたたくさんの紙を空中に高く放り上げ、落ちてきた紙を拾い集めてきれいに積み重ねた時、ページが順番通りになっている確率よりも、順番が狂っている確率のほうがはるかに高い。
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なぜなら、めちゃくちゃにする方法はたくさんあるのに対して、正しい順番に並べる方法はひとつしかない。

エントロピーの言葉で言えば、ある物理的状態を実現させる方法がたくさんあることを「エントロピーの高い(秩序の低い)状態」といい、その方法が少ないことを「エントロピーの低い(秩序が高い)状態」という。

自分の部屋が時間とともに乱雑に汚くなっていくのもエントロピー増大の原理だと言い訳できる。これを時間軸で考えた場合、物理系は、エントロピーの高い(秩序の低い)状態に向かってじょじょに変化する。割れた卵が元にもどらないと考えるのもこのためだ(割れ方は沢山あるが、割れていない状態(すべての殻のピースが順番通り揃っている状態)は一つしかない。)。また、時間を巻き戻していくとビックバンはエントロピーがきわめて低い(きわめて秩序が高い)状態でないと成り立たないという考えが生まれる、詳しくは(宇宙を織りなすもの上巻 p253参照)

この考え方から、過去(例えば縄文時代)は現代に比べてエントロピーの低い(秩序の高い)状態だったといえる。今現在の方が秩序だって見えるが、物理学では今現在のほうが秩序が低い状態になる。

 縄文時代(13,000年前)の土偶が魅力的に映るのも,全てにおいて秩序の高い時代に作られたものだからかもしれない。

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20091224

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