— ラガード研究所-資料室-

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作品

ただ今、3月再生展に向けて、Lagado研究所内で日々実験を繰り返しております。このブログでもちょっとづつですが製作日記を書いていこうと思います。

こちらは、「窓星」といって窓に飾って頂く作品を製作中です。

これは、天文古玩さんのコメントで頂いた「星を打つお店」から浮かんだ作品です。
A3のわら半紙をコーヒー染めして、そこに群青の油絵の具で円く塗りつぶします。
そこへ、三月の深夜に見える星空を星座早見表を元に、

活版印刷機を使って

一番星・・・・小文字の「o」
二番星・・・・かけ算の「×」足し算「+」
三番星、四番星・・・ドット「.」

を正確に「ガシャン、ガシャン」と打ち込んでいきました。

それを昼間の窓に貼り付けると、

晴れてくると、四番星まで見ることが出来ます。曇ってくると、一番星しか光らなくなります。
太陽のランダムな光が、ダイナミックに星空に変化を与えます。


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じっと見つめると、
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宇宙が出てきました。

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「はい、みなさんこちらを向いて下さい!」
「あ、右の柘榴さん、もうちょっと左に来て下さい。」
「はい、それでは撮りま〜す。」

「ガシャ!」

「それでは、気をつけていってらっしゃいませ。」

SQUIRRELさんの作った「夜空の標本箱」

というわけで、Antiques & Collectibles SQUIRREL 2Fさんの展示会「夜空の標本箱」展に参加させて頂くことになりました。
 沢山の方が、「夜空の標本箱」にちなんだ作品を展示販売するようです。
僕は、
鉱物指環 五点
夜空の標本箱 一点
箱星2型 二点
ビンテージ天体洋書 三点

を納品いたしました。

期間は、

2010.11.13(土) ~ 春まで

毎週火・金・土open
(11月1日~11月12日は準備のためcloseとなります)

pm12:00-pm17:00

http://www.kyoto.zaq.ne.jp/squirrel/
京都市上京区一条通御前通西入三丁目西町74-1
TEL/FAX 075-467-2120(営業日のみ)
地図 http://www.kyoto.zaq.ne.jp/squirrel/map.html

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紙星・・・前回紹介した和文タイプライターの[+]と[×]と[.]のフォントを用いて星そらを製作しました。
活版印刷の時の圧力で文字をタイプした時、その紙が少し破けてしまいます。
その隙間から豆電球の光を取り入れた作品です。

×と+が微妙に交わる部分の角度が違うのが気に入っている場所です。

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なにかの一部だった壊れた鶴と、屋久島で拾った流木を組み合わせました。

本体より影にリアリティを感じます。

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恵文社さん奥にあるアンフェールにて新しい鉱石指環を納品しました。
今回はちょっと色を意識してみました。アンフェールにも6点ございますのでどうぞご覧下さい。

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恵文社ホームページにて、新しい作品をアップしました。ぜひご覧になってください。

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先生が手をこちらに向けた。
その手の中指には、大きなな鉄礬柘榴石(アルマンディン)が、小指には、小さな柘榴石(ガーネット)の指環をしていた。

「さて、ここで質問です。この大きな鉄礬柘榴石を地球、この小さな柘榴石が月だとしたらこの距離はどの位になるでしょう。」

その柘榴石がとても綺麗で、じっとその石を見ていたら、この鉱石は星をつくる材料そのものであり、パーツの一部であることに気づいた。
そう考えると、世の中にある工業製品や食べ物や着るモノ、あらゆる物が星の材料、星屑でつくられていた。
人間さえも、星屑なんだと言える。
そんなことを考えていると、先生が、

「正解は、光の速度で1秒かかります。つまり、光は秒速30万キロメートルですから、地球と月の距離は30万キロとなります。」

と手の柘榴をもう一方の指で指しながら言った。

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部屋の片隅にある服を引っ張り出したら、横にあった地球儀が転がり、段ボールにぶつかり、それが流れて、黄鉄鉱の入ったボールにぶつかり、それと連動して積んであった本が地滑りを起こして、横にあった本もそれにつられるように雪崩がおこり、すべてが散乱した。
どうやら、無意識のうちにピタゴラスイッチをつくっていたらしい。

ヘレンケラーばりに肌で感じた、「風が吹けば桶屋が儲かる」でした。

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 モノ作り始めるぞ! と心に決めてから早2年の歳月が流れました。
モノ作りを始めて変わったことは、2年前よりはるかにモノに対する意識が高くなったこと。
また、ジャンクというフィルターを通して、そこで新しい出会いが生まれたこともとても貴重な経験でした。

今の作品の基準は、ストーリー性をとても重視しております。それを見ることで、そこの扉が開き、新たな世界に導いていく、そんな作品作りをしていきたいです。

もともと蒐集(しゅうしゅう)が私の生活の一部だったのですが、そこにモノ作りが加わり、さらに自分の部屋が、、、、。
はやく、アトリエが欲しいです。

今回は、このブログが生まれる2008年からのジャンクのトップページの遍歴です。
初心を忘れないように、ここでアップします。

初代 ↓

2代目 ↓

3代目 ↓

4代目 ↓

5代目 ↓

6代目 ↓

7代目 ↓

この絵の作者は、鹿児島大学で植物の研究をしている中村さんデザイン。

下に色々な色のクレヨンで塗りつぶし、その上に黒のクレヨンで覆い隠す。

それから、ちょっとずつ削っていくとこんなデザインになります。

8代目↓

9代目 現在↓

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