— ラガード研究所-資料室-

Archive
2010年4月 Monthly archive

恵文社ホームページにて、新しい作品をアップしました。ぜひご覧になってください。

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古玩・珈琲 Lagado 研究所

場所 左京区北白川久保田町 MAP(Aの番号左にあるミヤギビル2Fです。)

をはじめます。
場所は、白川通今出川通を西にいったところにあるさびれたビルの2.5Fです。
オープンは6月末から7月を予定しております。

古玩の中で、ゆっくりと珈琲を飲むこともできます。飲み物は、今現在、おいしい珈琲とジンジャエールのみです。
カフェではございません、珈琲の飲める古玩屋でございます。
理系アンティーク・宇宙系のもの・西洋アンティーク,標本、洋書などを取りそろえております。
オープンが決まり次第再度ご連絡します。

また、恵文社さんで、鉱物指環、時計屑指環を買って頂いた方誠にありがとうございます。
第2弾を納品いたしました。かなりのくせもの揃いですのでぜひご覧になってください。

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詳細)
http://www.mineralshow.jp/

さまざまな鉱石、化石展示販売する展覧会が始まります。
いったいどんな鉱物に出会えるか楽しみです。
後ほど、このイベントをブログに掲載します。

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TYPEWRITERの音はとてもいい音色だ。
振り子時計の振り子の音、
スライドプロジェクターのスライドの音、
カセットテープデッキのA面からB面へのオートリバースの音。

こういった音の特集もしていきたい。
なにか、工業的ナイスな音ありましたらおしえて下さい。

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先生が手をこちらに向けた。
その手の中指には、大きなな鉄礬柘榴石(アルマンディン)が、小指には、小さな柘榴石(ガーネット)の指環をしていた。

「さて、ここで質問です。この大きな鉄礬柘榴石を地球、この小さな柘榴石が月だとしたらこの距離はどの位になるでしょう。」

その柘榴石がとても綺麗で、じっとその石を見ていたら、この鉱石は星をつくる材料そのものであり、パーツの一部であることに気づいた。
そう考えると、世の中にある工業製品や食べ物や着るモノ、あらゆる物が星の材料、星屑でつくられていた。
人間さえも、星屑なんだと言える。
そんなことを考えていると、先生が、

「正解は、光の速度で1秒かかります。つまり、光は秒速30万キロメートルですから、地球と月の距離は30万キロとなります。」

と手の柘榴をもう一方の指で指しながら言った。

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部屋の片隅にある服を引っ張り出したら、横にあった地球儀が転がり、段ボールにぶつかり、それが流れて、黄鉄鉱の入ったボールにぶつかり、それと連動して積んであった本が地滑りを起こして、横にあった本もそれにつられるように雪崩がおこり、すべてが散乱した。
どうやら、無意識のうちにピタゴラスイッチをつくっていたらしい。

ヘレンケラーばりに肌で感じた、「風が吹けば桶屋が儲かる」でした。

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 モノ作り始めるぞ! と心に決めてから早2年の歳月が流れました。
モノ作りを始めて変わったことは、2年前よりはるかにモノに対する意識が高くなったこと。
また、ジャンクというフィルターを通して、そこで新しい出会いが生まれたこともとても貴重な経験でした。

今の作品の基準は、ストーリー性をとても重視しております。それを見ることで、そこの扉が開き、新たな世界に導いていく、そんな作品作りをしていきたいです。

もともと蒐集(しゅうしゅう)が私の生活の一部だったのですが、そこにモノ作りが加わり、さらに自分の部屋が、、、、。
はやく、アトリエが欲しいです。

今回は、このブログが生まれる2008年からのジャンクのトップページの遍歴です。
初心を忘れないように、ここでアップします。

初代 ↓

2代目 ↓

3代目 ↓

4代目 ↓

5代目 ↓

6代目 ↓

7代目 ↓

この絵の作者は、鹿児島大学で植物の研究をしている中村さんデザイン。

下に色々な色のクレヨンで塗りつぶし、その上に黒のクレヨンで覆い隠す。

それから、ちょっとずつ削っていくとこんなデザインになります。

8代目↓

9代目 現在↓

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桜も葉桜に変わり、のんびりとしたてづくり市になりそうです。
場所は、118番です。小川を渡って右に進んでいくとジャンクファクトリーがございます。

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畑が広がる小道具を売っている古民家の縁側でぼ〜っとしていると、3羽の雀が飛んできた。と思った瞬間、それが流れ星だと気づく、「流れ星だ!」と叫ぶと同時に目の前の畑に落ちる。「ドスッ」、「ドスッ、ドスッ」。
それを見つけた周りの子ども達が、急いで拾ってくるんだけどそれぞれが青、紫、黄色のまばゆい光りに包まれている。
自分は、放射能の心配でなかなか近づけずにいたのだがそれを子ども達がウィスキーのボトルのようなもので瓶詰めにする。
まだ、かなり熱い。瓶に触ると40度以上はあった。
瓶詰めにした流れ星は、雪の結晶のような模様でまるで生きているように脈を打つ光りを放つ。実際に見ると、案外こんな形なんだと実感する。

綺麗だ。でもその光りがだんだんと消えていってしまうような気がして、今度は放射能の心配もせず、じっと見つめる。
あの落ちたときの「ドスッ」という見かけより重い音が耳に残る、

流れ星の夢をみた。

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MOMO

モモ』 (Momo) は、1973年発表のドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学書。

机の上の蒐集したモノタチを見ると、そのモノの輪郭や部品などの断片から時間という得体の知れないものを見つけようとしている。
モモにかなり影響を受けています。 時間ってなんなんでしょう。

時間の唯一の特徴は、過去には戻らない、永遠に現在から未来へと一つの→の方向へ向かっていくというのが定説ですが、
熱力学第二法則だと、なんと時間が完璧に初期の状態に戻ることも0%ではないのです。
例えば、モモの本のページを全部ばらばらにして、空に投げてそれを重ね合わせた時、すべてのページがそろっていることはありえる、故に本のページを全宇宙の歴史とするなら、すべての歴史がもとに戻ることも0%ではないのです。
詳しくは、「宇宙を織りなすもの」をご覧下さい。空間と時間というもっとも基礎的なものを人類がどう考えてきたかがわかる本です。私も物理素人ですけどめちゃくちゃおもしろかったですよ。

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