— ラガード研究所-資料室-

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ラガード研究所からのお便り

20140509-01

80mm×100mm×55mm
glass:before 100 years,Meiji period
price:1600yen/1 box

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20140418-00
ガラスをいつも注文しているガラスやさんのデッドストック品。
そこから、気泡入りやキズ物を少しずつお分けして頂いている。
古いものだと100年前の明治ごろのガラスを入手できる場合がある。
明治ごろの町家建築の窓に使われていたガラスです。
100年ほど経つと、ガラスがゆらぎはじめなんともいえない柔らい光を発見することがある。

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ガラス職人さんに一枚ずつカットしていただく。
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このくらい重ねると、ガラスは濁り始め、透明度がなくなり下の台が映らなくなる。

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20140412-01

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Lagado研究所に、渡辺教具製作所の天体投影機がやってきました。真っ暗なお部屋に、壁一面星空が浮かび上がります。今の家庭用プラネタリウムの方がはるかにきれいに投影されると思いますが、こちらはこちらでいい味があるように思えます。

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20140305-01
今現在、雑貨小さい部屋で行われている「小さい春」展での、とりことりさんの植物展の標本箱を細作させて頂きました。植物標本展の詳細は後ほど記事にします。
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今回のガラスは、明治時代のゆらぎガラスで100年以上経過しているものです。微妙な撓みが柔らかさへと変わっています。

とりことり 植物標本展

静かな春 2
3月1日(土)~ 3月19日(水)
11:30 ~ 18:30
定休日 木 金
場所 小さい部屋
*3/1より定休日が水木から木金に変わります。

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20130202-05
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京都大学大学院理学研究科
宇宙物理学教室 花山天文台
博士後期課程 河村 聡人(Akito D. Kawamura)
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2月1日から3月末まで、Lagado研究所にて宇宙物理学の修士論文を展示して頂いている河村さんについてのご紹介です。河村さんとの出会いは、三人目の星の先生である玉澤春史さんからご紹介頂けました。

河村さんは、日本ではわずか数人しかいない「太陽圏」という領域を研究されているのだそうです。
太陽圏とは、「太陽風の届く範囲の空間」と書いてありました。
太陽風(たいようふう)とは、太陽から吹き出す極めて高温で電離した粒子(プラズマ)のこと。その先は、私自身よく分かりません。

太陽圏については、
「ボイジャー1号太陽圏脱出か?」というニュースが1年半ほど前に話題になった事をご存知の方も多いかもしれません。

太陽圏という範囲がどこの範囲を指しているかと言うと、
私たちが聞き慣れている「太陽系」とは、太陽の重力の影響が及ぶ範囲の事で、
「太陽圏」とは、太陽風の届く範囲という事で、

範囲で言えば「太陽圏」<「太陽系」
オールトの雲よりは手前の距離にあります。

今回の論文展は、研究者が探求してる、私たち一般の方には理解出来ず想像もつかいない領域を、
わからないままの状態で、楽しんでしまおうという試みです。
論文の順番も説明も特にございません。全体を見て何かを感じて頂けたら嬉しいです。
20130202-03

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20130202-02

「(写真提供:NASA/JPL-Caltech)」

ボイジャー1号は1977年9月5日に打ち上げられ、2014年現在も運用されている。同機は地球から最も遠い距離に到達した人工物体となっており、太陽の影響圏から広大な星間空間へと遷移する空間を飛行している。
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それでは、恒例の5つの質問を星の先生河村さんに投げかけました。

5つの質問
1.星に興味を持ったきっかけを教えてください。
2001年の獅子座流星群と学部生時代の観測会かと思います。流星群の時は夜、眠
た眼ながらたくさんの流れ星を見た記憶があります。ですがより直接的なきっか
けは観測会です。仲間達とわいわいガヤガヤと望遠鏡にたむろして星を見る様に
なってから、流星群の個人的な観測もするようになりました。

2.今は、どのような星に関する活動をされていますか?
研究者のはしくれとしては太陽の勉強をしています。最近は主に紙の上の仕事研
究ですが、近々コンピュータでのシミュレーションも再開させたいです。

あと、太陽「圏」の普及・広報活動です。昨年ボイジャー1号が太陽圏を脱出し
たというニュースがありましたが、太陽重力系(所謂オールトの雲)との勘違い
が多かったです。前の所属研究所にて太陽圏の研究をしていた身としては無視で
きない低認知度なので、正しい太陽圏の知識を広めていきたいです。

3.今一番興味のある宇宙のトピックを教えてください。
次の太陽周期です。今の太陽周期では黒点数が非常に少ないですが、この傾向が
次の周期でどうなるのか?活動が更に弱まるとしたら新たな小氷河期の可能性も
あるが、どうなのか?今後十数年の気候を予測する上でも重要な事です。

4.Lagado研究所の授業はどのようにしていきたいですか?
今回の試みは僕の修士論文を読み物としてではなく、展示物としてどう受け取ら
れるのか、かなり実験的な挑戦だと思います。科学をどう伝えるかではなく、た
だ存在するだけで何か伝わるのか?何か新しいものが生まれるのか?皆様の感性
を交換しあえるきっかけになれば幸いです。

5.来てくれるお客様へ一言お願いします。
科学ではなく、展示作品としてお楽しみ下さい。
そして運良くお会いできれば、ご感想をお聞かせください。

 

2月1日から3月末まで

河村聡人 宇宙物理学修士論文展

(共同企画)玉澤春史(京都大学理学研究科附属天文台博士後期課程)、 淡嶋健仁(骨董屋Lagado研究所)
問い合わせ先:玉澤春史 (tamazawa@kwasan.kyoto-u.ac.jp)

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20140114-01

廣瀬匠さんによる第十六回星空教室は、場所を移動してゲストハウス トンボで開催します。
場所は、京阪電鉄出町柳駅から北に徒歩1分の場所です。
ここのコタツで、鍋を囲みながら天文のお話を廣瀬さんにして頂くという企画です。

廣瀬匠さんは、1月下旬にパリに留学が決定しましたので、最後の星空教室となります。
「ふゆのせいざ」を鍋を囲みながら勉強してみませんか?

講義内容
•ふゆに見える星座は?
•ふゆに見える星座の物語
•宇宙はいかにして始まり今に至ったのか?
•晴れている場合は、外に出て冬の星空を観察しに行きます。

20130127-011

20140114-03
↑前回の「こたつで天文」の時の写真です。

大きな地図で見る
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1月18日(土曜日)第十六回星空教室 「ふゆのせいざ」at ゲストハウス トンボ

日付 2014年1月18日(土曜日)19:00から
場所 ゲストハウス トンボ
星の案内人 廣瀬匠(静岡出身) 天文ライター兼編集者として星空案内や現代天文学の話題を雑誌等で発信。星のソムリエ。
現在、京都大学大学院生として古代・中世インドを中心とした天文学史を研究中。
費用 1500円(鍋代含む-飲み物,おつまみは持ち込みで御願いします。 お酒も可-)
 予約する 20140114-02

ご質問など info@lagado.jp

Lagado研究所 淡嶋健仁まで 

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20131211-03

毎年恒例のふたご座流星群が今年もやってまいりました。

おそらく、1年間で最も流れ星を見つける事が出来る流星群ではないでしょうか?今年で私も6回目となります。

今回の星空教室は、ただ鴨川デルタで寝ながらふたご座流星群を見るという企画です。
流れ星のちょっとした疑問を廣瀬さんに聞きながら、寒さをこらえて観察してみませんか?
私は、この11時から明朝まで待機しておりますのでいつ遊びにいらしても大丈夫です。
途中入場、途中退出はご自由です。

今年は、頭上に明るい月がありそれほど流れ星を見る事が出来ません。
ですが、冬の星空は沢山の一番星やすばる、木星など見所満載ですのでそちらも楽しんで頂けます。
こちらで、望遠鏡、双眼鏡などを持参しますのでぜひご利用ください。

※時間は、夜11時から明朝です。
30分ほどで体はかなり冷え込みますので、服装などは出来うる限り暖かい格好でお願いします。
また、近くのゲストハウス トンボのコタツを借りる事が出来ます。もし深夜からだが冷えた場合は宿で休憩する事が出来ます。

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1時間以上観察する場合は寝袋が必要です。
去年は、30分ほどで流れ星が6つほど確認できましたが、体が冷え込みこの時間しか鴨川デルタにいる事が出来ませんでした。

Lagado 研究所 「ふたご座流星群観察会」

日付 2013年12月14日(土曜日)夜11時から明朝まで途中入場、途中退出全く問題ございません。
場所 鴨川デルタ 出町柳駅近く
星の案内人 廣瀬匠1981年千葉生まれ。天文ライター兼編集者として星空案内や現代天文学の話題を雑誌等で発信。星のソムリエ。
現在京都大学大学院では中世インド・アラビアを中心とした天文学史を研究中。
費用 free
持ってくるもの 暖かい服装、1時間以上いる場合は寝袋必須です。魔法瓶にいれたお茶など
申し込み方法 だれでも参加可能です。
ご質問

amazonなどで寝袋は2000円くらいから購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%90Q%91%DC
宛先 淡嶋まで info@lagado.jp

 

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第15回星空教室 たこ焼きとお月見会
第14回星空教室
第13回星空教室 七夕と夏の星座
第12回星空教室 「宇宙人はいるの? 〜地球外生命体論争500年の歴史」

第11回星空教室 「インド天文学2000年の歴史」
第10回星空教室 「冬と春の星座の見方」星空教室×nuri candle at italgabon [その時の様子]
第9回星空教室 「天文対話」at etw & bar
第8回星空教室
第7回星空教室 「コタツで天文」at Guest Hosue TONBO
第6回星空教室 「ガリレオが見た木星」
番外編 「星の列車 星空教室の課外授業「星巡りツアー”冬”」
第5回星空教室 「ふたご座流星群を鴨川デルタで観察しよう!」at 鴨川デルタ
第4回星空教室 「オリオン座からたどる冬の星座〜夜空の宝石を見つけよう〜」
第3回星空教室 「宇宙ってなに?」と3000年前と1000年前と300年前と今の人に聞いてみました。
第2回星空教室 「鴨川デルタで月見会」at 鴨川デルタ
第1回星空教室 「夏の星座の見つけ方」at 鴨川デルタ
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ワークショップ
第1回「三球儀を作る」at 花山天文台 [その時の様子]
第2回「三球儀を作る」at prinz 春市 [その時の様子]

毎月1回 手作り望遠鏡を作ろう
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20131130-01
↑右側が時計の針が入っていた古いボロ箱。左側が、その箱の寸法を測り形を写した新しい蝋引き箱です。
古い箱には、セロハンテープの跡が残っていていい味になっています。名付けて十文字の紙箱です。
古い箱の味を見ていくと、案外醤油のシミだったり、手あかだったり、日光の焼けだったりして
立派な塗料を使用いていない事がわかります。日常の出来事が積み重なって、いい味になる。
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↑底の部分 右の十文字箱にはなにやらサインが書かれています。
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建築技法に「写し」というものがある。
それは、昔のものを模写し現代にその形を蘇らさせる事です。
新しいものを生み出せなくても、この作業だけで満足だったりします。

モノを見る時は、「デザイン」があり、その前に「形」があり、その前にそのものの「存在」(なぜそれがここにあるのか?)があると気づかされました。そこを見つけると喜びや楽しみが待っています。

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20131129-01
箱という名の紙で出来たやわな存在に気づく。
骨董市などで、古い箱を探す日々がつづいた。
なかなかお目当ての箱が見つからない。

ある時、自分で作れる事が判明した。
うれしさのあまり、色々な古い箱の写しを制作した。
気づけば箱を作り始めてから3年を迎えようとしている。
行程を削った所もあれば、増えた場所もある。
まだまだ研究しがいのある不思議な存在。
箱は生活道具ではなくオブジェとして見ている。
20131129-02

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20131003-01
こちらは、掌サイズの正多面体です。横幅約3センチ。

オーダーメイド 3000円(正8面体、正4面体、正6面体の3つ合わせてのお値段です。)

正多面体

正多面体(せいためんたい、regular polyhedron)、またはプラトンの立体(プラトンのりったい、Platonic solid)とは、すべての面が同一の正多角形で構成されてあり、かつすべての頂点において接する面の数が等しい凸多面体のこと。正多面体には正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体の五種類がある。

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